~Beautiful Life~

SixTONESとスト担に愛を込めて綴ります

SixTONESのデビュー曲『Imitation Rain』の歌詞について考察してみた

※こちらは3分の1の歌詞の考察でしたので【更新】版をアップしました。

 そちらを読んで頂けるほうがよいかと思います。

https://perfect1258.hatenablog.jp/entry/2020/01/11/233456

 

『Imitation Rain』の歌詞について考察する前に楽曲について少々書いておきたい

 

XJAPANの曲を聞いたことがある人であれば

今回、YOSHIKIさんが楽曲提供をすることを知らなくても

どこからどう聞いても XJAPANっぽいと感じるだろう

それくらいYOSHIKIが炸裂している。

 

そして楽曲もさることながら、

歌詞には「紅」「Rain」「薔薇」

XJAPANを彷彿させるキーワードがちりばめられている。

 

私はXJAPANのファンではなかったし、

テレビで流れてくる曲を聞く程度であったが、それでもXJAPANの曲を覚えている。

調べてみると5曲くらいはタイトルと曲が一致した。

 

私が知ってる曲はこれ↓↓↓ まあ有名どころですね(^^;)

・紅

・ENDLESS RAIN

・Say Anything

・Tears

・Rusty Nail

Forever love

 

だから、私も『Imitation Rain』を聞いた時に、既視感と懐かしさを覚えた。

それは、かつて聞いたXJAPANの曲に対しての既視感と懐かしさだと、数日たって理解した。

 

そして、今回の曲『Imitation Rain』は披露された直後からネット上で賛否両論が巻き起こっている。

まあ、賛否と言っても、この曲を否定するというのではなく、

「デビュー曲っぽくない」っていう意見である。

確かに、私たちが今まで聞いてきたジャニーズのデビュー曲とはちょっと毛色が違う。

 

この曲についてSNSを見ていると

KinkiKidsのデビュー曲に似ているという意見があった。

決して『硝子の少年』に似ているわけではない

そうではなくて、小室サウンド全盛期の1998年、「硝子の少年」でデビューしたKinkiKids

当時、山下達郎さんが楽曲完成後、関係者に聞かせた際には、「古臭い」「踊れない」等、批判を浴びたと言っている。それと似ているという話である。

 

『Imitation Rain』はジャニオタよりむしろ上の世代や、バンド好きな人が褒めてくれている。

恐らくKinkiKidsのデビュー曲が発売された当時も山下達郎世代の人には懐かしく感じたのではないだろうか。

当時は若かったからわからないけど(笑)

 

そうだよな…もうXJAPANの「紅」から30年

若者にとってはもはや古典(笑)

で、歌詞もまた抽象的で深い。

だからこそ、より一層わかりにくいというか伝わりにくい。

 

私はSixTONESのファンだから、たとえ詩吟歌われても、「素敵☆☆カッコいい」とか叫ぼうと思ってたけど、なんか凄すぎてこの曲を表現するいい言葉が見つからない(*_*)

 

で、基本的に完全に曲から入るタイプで歌詞って気にしてないこともあるんだけど、今回は無性に歌詞が気になってしまって私になりに解釈してみた

 

この曲がラブソングじゃないってことはわかったんだけど、、、これ何を歌ってるんだろうかと数日間ずっと考えた

 

タイトルにもある『Imitation Rain』が意味するものがはっきりとはわからないし

「紅」「Rain」「薔薇」のキーワードが何を表現しているのか

 

XJAPANのファンの方々のコメントみても、このワードが歌詞に入っていることが凄いというコメントを見かけるので、非常に意味のあるキーワードであることは確か

 

そうなると、まず、『Imitation Rain』の歌詞の前にXJAPANの曲における

“紅” “Rain” “薔薇” の意味を知る必要がある

 

えっと・・・XJAPANの曲の歌詞の意味を理解しないと解けないじゃないか・・・

と調べ始める

調べれば調べるほど深みにはまっていくし、、、

『Imitation Rain』の解読したいのにXJAPANの曲の解読になってしまいそうだった(^^;)

これはとてもじゃないけどXJAPANのにわかファン以下の私ができることではない

XJAPANの曲もはっきりとご本人が語られていないものが多いので

結局は私の理解力とXJAPAN のファンの方のブログを頼りに

私なりに『Imitation Rain』を解釈してみました

 

注)各キーワードにおいてはXJAPANとSixTONESの曲で同じ意味で使われているかと思っていたのですが、私が感じた限りではニュアンスや方向性は同じ意味で使われているけれど前後の文脈や背景によって意味するものは違うかなと思いましたので、ここではあくまで『Imitation Rain』において各キーワードが表現しているものについて記載します

 

ここで、ご本人がおっしゃっていたという情報(Wikipediaからの抜粋)

・【作詞について】

「作詞には作曲と同じ、もしくはそれ以上の時間を僕は割いている」とし、自身の歌詞については「『とても抽象的な表現をしているようで、実は核心に突き刺さっている詞』『結論・到達点のない詞』が好きでその表現ができる様にする」「死について語っている詞が多いと思う」と語っている。

一方で歌詞の悲観性や自虐性については、「ポジティヴなエネルギーってネガテヴィティによって引き立つと思うんですよ」「悲しみなり毒をずっと表現したときにポッと美を出すと、それがすごいポジティヴに感じる」と、肯定的なエネルギーを引き立たせるための逆説的なアプローチであると説明している。

「紅」はちょっと悲しくても、前向きな力を与えたいと思って作った。

 

以上のご本人のお話は『Imitation Rain』を解読する上ですごいヒント!!!!!!

 

私的にも

・やっぱり死について書いている

・意外と具体的なことを言っているらしい

・バラードだけどポジティブな曲なのか?

 っていう前提で、個人的超超意訳です。

 

まだ判明しているのが1/3ということなので後半が明らかにされたらこれはすべて覆されるかもしれませんが、とりあえず書きたかった

 

『Imitation Rain』

Imitation Rain

タイトルの意味がわからないのが一番辛いですが

今のところ私が感じたのは「ジャニーさんそのもの」または「ジャニーさんの死」を意味しているのではないか思います

ジェシーが天を見上げて歌っているところからもジャニーさんを想って歌っているように感じました。

 

You said “I will be the sky and you will be the sun to shine”

このセリフはジャニーさんが言っている

「私は天国に行くけど、あなたたちは世界を照らす太陽のようなスターになるんだよ。」

 

Fake dreams 壊れてゆく ガラスの薔薇のように Ah-

儚い夢(淡い期待)が苦楽を共にした思い出と共にガラスのように壊れる

ここはバカレア期から一度バラバラになってしまった彼らのことを表現していると感じました

 

XJAPANの曲にも薔薇という単語がたくさん出てきます。

XJAPANのファンの方の考察にも「薔薇の花びらが綺麗な思い出、棘が辛い思い出。合わせて薔薇なのでは」という考察がありました。

Fake Dreamsについてはまだちょっとわからない部分はあります。

 

ここで、【FakeとImitationの違いについて】

Fakeは「模造品」という意味から「イミテーション」と同義語ですが、同時に「にせもの」という意味もあります。 本物ではないのに本物だと偽った物が「フェイク」と呼ばれます。 「イミテーション」が悪意なくオリジナルを真似して作られたものに対して、「フェイク」は人をだますために作られたものという意味合いがあります。

 

『Imitation Rain』 時には激しく 心に降り注ぐ

『Imitation Rain』をどう表現するのがいいのかやっぱりわかりませんが、心に降り注ぐのは「ジャニーさんの言葉」や「ジャニーさんが亡くなってしまったという現実」のことを指しているのではないかと思いました

 

Shall we play this game

さあ、戦い(挑戦)を始めよう

 

紅に染まるまで 雨に打たれて

到達するまでは、様々な大変なことに遭遇する

ここで出てくる“紅”とはニュアンス的には「到達」「頂上」という意味ではないか

XJAPANの『紅』では「紅に染まった」という歌詞が出てきますがこれは完了形で記載されているがここでは「紅に染まるまで」とまだ成されていない

その前の歌詞が「Shall we play this game」となっており

SixTONESが世界を目指す戦いを始めて、頂上まで行くことを鼓舞するような歌詞になっている

注)ちなみにXJAPANの「紅」の中で使われている「紅に染まった」の意味はニュアンス的には同じですが、前後の脈絡やその歌を作られた背景から考えると意味はちょっと違うと思います。

 

戻れない 時代(とき)を振り返る 流れる時間を止めて

戻れない時とはジャニーさんと過ごした時のことや今までのこと

 

My friend いつかはたどり着くよ

夢の世界に

My friendはSixTONESのメンバーのことを指していて 

夢の世界とは彼らが目指している頂上のことを意味します

 

『Imitation Rain』 時には激しく 心に降り注ぐ

Shall we play this game

紅に染まるまで 雨に打たれて

 

~とここまでが明かされている歌詞ですが

まだこれで1/3のなのに、もう壮大なドラマが詰まっていて

『とても抽象的な表現をしているようで、実は核心に突き刺さっている詞』

YOSHIKIさんがおっしゃるように彼らの軌跡そのものが描かれていて鳥肌が立ちました。

そして、この歌詞が作られたタイミングがいつなのかわかりませんがジャニーさんが亡くなられたタイミングも深く関わっていると感じました。

※曲は5月の段階では制作に入られていたのが、YOSHIKIさんのファンの方の投稿で判明してます

 

聞けば聞くほど、深堀りすればするほど感嘆と驚愕するしかありません

 

「光る、兆し」も彼らの軌跡を表現した曲ですが、紛れもなくこの曲もSixTONESの軌跡を表現しています。

その上で

ジャニーさんからのSixTONESを鼓舞する応援歌であり、

ジャニーさんに対する鎮魂歌でもある。

そしてデビュー曲っていう。

もう頭が追い付かないんですよね。これを書いててもよくわからなくなってきました。

 

どこまでうまく書けているのか不安ですけど、、、

まあ、これで続きの歌詞が出てきて、全然、意味違ってたじゃんってことはあり得ると思いますが、その時はまた書きます(笑)

 

なんだか、上っ面だけの知識で書くのも恐ろしかったのですが

詩吟歌われても、「素敵☆☆SixTONESカッコいい」って叫ぼうって思ってたのに、凄すぎてこの曲を表現するいい言葉が見つからなかったことがストレスだったのかもしれません。

 

ちょっとスッキリしました。

読んで頂きありがとうございます。

 

 

f:id:lilikoi12:20191202072148j:plain